「(元)裁判官の話を聞いてみよう」というイベントがあった。
つい最近まで裁判官を務めて、定年退職した人の話を聞くという事だ。
いろいろな事件があり、その内容には、踏み込めないが、とにかく事案が多くて大変忙しいという事だ。
裁判には、合議裁判と単独裁判があるとのことだ。
合議裁判とは、裁判官が複数(3人)で行うもの。単独裁判とは、自分一人で裁判を行うもの。
その両方を合わせて、常時、100件を超える案件を抱えている。
まず、法廷(口頭弁論)がある。そのための証拠書類などの読み込み。原告・被告いろいろ証拠を挙げて自分の主張を通そうとするから、読まねばならない資料が多い。
合議裁判の場合は、上に挙げた他に裁判官同士の意見交換が必要になってくる。
そのため、自宅に帰ってからでも、1時間から2時間は、処理に時間を割かなければならない。
また、土日は、ゆっくりしていられなくて、判決を書いているのが当たり前になっていた。
ご苦労様でした。
今後は、弁護士として、弱い者の見方になってくれるそうだ。期待しよう。
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